コラム

借金のご相談解決例

借金のご相談解決例~過払い金請求の場合

借金のご相談解決例~過払い金請求の場合

消費者金融と長年取引をしている場合、法律で定められた上限を超える利息を払っているケースが多くあります。払い過ぎている利息のことを「過払い金」と言いますが、これは本来払う必要のないものです。過払い金がある場合、請求をすれば、戻ってきたお金で残りの借金を返済できたり、一度払ったお金が手元に戻ってきたりすることもあります。ここでは、過払い金請求について、よくある相談のケースを例にご説明していきます。

ご相談内容

自営業のBさん(男性)は奥さんと2人暮らし。15年前に業績が悪化して生活が苦しくなった時期があり、消費者金融2社から借入をしました。Bさんはそれから15年間、毎月の返済を滞ることなく行ってきましたが、現在でも300万円の債務が残っています。

ところが、最近病気になったことがきっかけで収入が減り、毎月の支払いが苦しくなってしまったBさん。友人に相談したところ、過払い金請求という手続きでお金が戻ってくると聞いて、ご相談にいらっしゃいました。

今回のポイント

Bさんが消費者金融と契約した15年前、多くの消費者金融が利息制限法を超える利息を徴収していました。そのため、Bさんの場合も、過払い金が発生している可能性が高いと思われます。

消費者金融との取引履歴を取り寄せて、利息制限法に基づく引き直し計算を行えば、過払い金があるか把握することができます。過払い金があった場合、消費者金融に請求すれば残りの借金の返済に充てることができるため、借金を減らすことが可能ですし、場合によっては完済になることもあるでしょう。残っている借金分よりも過払い金の額が高かった場合は、消費者金融からその分を返してもらえることもあります。

対応の流れ

1. 過払い金請求の相談のためBさんが来所。過払い金請求手続を受任。
2. 司法書士より各消費者金融に受任通知を発送し、取引履歴の開示を要求。
3. 取引履歴をもとに引き直し計算を行い、過払い利息を計算。
4. 過払い利息を残債務に充当し、借金を完済。
5. 完済してもまだ過払い分があったため、各社に過払い金請求書を送付。
6. 各消費者金融との交渉がまとまり、過払い金の返還を受ける。

結果

Bさんは、過払い金を約200万円取り戻すことができたので、そのお金で残りの借金を完済することができました。

また、過払い金請求により借金が完済することができた場合、信用情報に傷がつくことはありません。そのため、Bさんは過払い金請求をした後、住宅をローンで購入することができました。これまで返済に充てていたお金をローンの支払いに充てられるようになったので、住宅を手に入れることができたそうです。

対応日数

8ヶ月日程度

費用・諸経費

約20万円(返金額の10%)

消費者金融は過払い金を、素直に全額を返すとは限りません。できるだけ多くの過払い金を返してもらうためには、消費者金融と交渉する必要になってきます。個人での交渉の場合、消費者金融は返金額を減らす為に法的にはまず認められないような主張をしてくることがあります。司法書士などの専門家に依頼しましょう。