コラム

借金のご相談解決例

借金問題解決ケース~過払い金請求の場合 ケース②

overpaid-gold02
消費者金融に払い過ぎた利息は、過払い金請求により取り戻しができます。けれど、過払い金請求をすれば必ず全額返してもらえるわけではありません。できるだけ多くの額を返してもらうためには、専門的な知識や交渉力が必要になります。過払い金請求を自分で進めると損することがあるという例を見てみましょう。

問題の状況

自営業のBさんは、奥さんと2人暮らし。15年くらい前から事業がうまくいかなくなり、消費者金融で時々生活費を借入するようになりました。
なんとか毎月の返済は行ってきたBさんですが、4社からの借入の合計額は300万円に。返済の目途が立たなくなってしまったため、自己破産するしかないのかと考えたBさんは、相談した友人から過払い金請求ができることを聞きました。

Bさんは専門家に相談しようかとも考えましたが、報酬を持って行かれることを懸念し、自ら各消費者金融に「過払い金を返してほしい」と請求しました。やがて各社から、返還額が提示されましたが、計算した額より低い金額でした。これ以上を請求するのであれば裁判を起こすように言われ、困ってしまったBさんは、司法書士の事務所へと相談に訪れました。

問題のポイント

消費者金融と長く取引している人は、利息制限法の上限を超える利息を支払っている可能性があります。払い過ぎの利息は、過払い金請求をすれば、返してもらうことができます。
しかし、消費者金融を相手に自分で過払い金請求をしても、無条件に過払い金を全額返してくれるような業者はありません。消費者金融側は、本来の過払い金よりも少ない額の返還を提示し、和解を申し入れてきます。提示額を断った場合、訴訟を起こすことになりますが、出廷・相手の書面に対する適切な対応の必要など、一般の方にとってそのハードルは低くありません。

過払い金請求をする場合には、まず、過払い金がいくらあるのかを正確に把握し、消費者金融に請求した上で、できるだけ多く返してもらえるよう交渉する必要が出てくるでしょう。専門的知識がないまま自分で消費者金融を相手に過払い金請求をしても、思うような結果にならないこともあります。過払い金請求をする場合には、たとえ報酬を払っても、専門家に頼んだ方が安心です。

対応の流れ

1. Bさんが相談のため来所。過払い金請求を受任。
2. 各消費者金融の取引履歴を取り寄せ、借入状況を調査。
3. 取引履歴をもとに過払い金の額を計算。
4. 過払い金で残った借金を返済。
5. 借入がなくなり完了。

結果

Bさんのケースでは、利息制限法にもとづき利息を計算し直したところ、残った借金を返せるだけの過払い金がありました。Bさんは、過払い金請求により各社の借入を完済することができたので、自己破産する必要もありません。

Bさんのように過払い金請求で借金がゼロになるケースでは、個人の信用情報への影響もないので、過払い金請求後にローンを組むこともできます。Bさんは、これまで毎月返済に充てていた額で住宅ローンを組むことにし、無事奥さんと一緒に住む家を手に入れることができました。

対応日数

8ヶ月程度

費用

返金額の20%

過払い金請求を専門家に依頼すれば、報酬がかかってしまうことが心配かもしれません。けれど、専門家に頼んだ方が返金される額が多くなる、裁判のための時間と労力を節約できるなど、報酬分を差し引いても得することが多いと思います。相談は無料で行っていますので、「払い過ぎの利息があるかも」という場合には、迷わず司法書士に相談しましょう。