コラム

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借金などにおける信用情報、事故情報とは

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ローンなどの借金の支払いを怠ったら、ブラックリストに名前が載り、その後はお金を貸してもらえなくなると言われています。ただし金融機関では、実際にブラックリストを作っているわけではありません。金融機関が融資の申し込みを受けたときには、信用情報機関というところに照会し、個人の信用情報を調査しています。ここでは、借金などにおける信用情報や事故情報についてご説明していきましょう。

個人の信用情報を集めている「信用情報機関」とは?

信用情報機関とは、個人の信用情報を集めている機関のことです。信用情報とは、個人の経済的信用力を判断するための情報になります。具体的には、氏名、生年月日、性別、住所などの基本的な個人情報に加えて、ローンやクレジットを利用した際の契約内容、現在の借入残高、返済状況、延滞などの事故情報などが信用情報機関に登録されています。

金融機関が個人にお金を融資する場合には、「調査」の目的で、必ず信用情報機関への照会を実施します。信用情報の調査により信用力があると判断されてはじめて、金融機関からお金を借りられることになります。

ローンやクレジットを利用すれば、これらの信用情報機関に約5年間情報が登録されます。なお、5年間というのは完済してからの期間ではなく、金融機関との契約を解約してからの期間になります。キャッシングやカードローンでは、完済しても解約しない限り借入枠は残っていますから、契約情報も残ったままになります。

代表的な3つの信用情報機関

個人の信用情報を集めている信用情報機関としては、現在次の3つがあります。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

消費者金融会社のうち約80%が加盟している信用情報機関。旧全国信用情報センター連合会。2009年には消費者金融系信用情報機関の株式会社シーシービーと合併。

全国銀行個人信用情報センター

全国銀行協会(全銀協)が運営している信用情報機関。銀行や銀行関連のクレジットカード会社が加盟。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

クレジットカード会社の共同出資により設立された信用情報機関。主に、信販会社、クレジット会社、携帯電話会社などが加盟。

信用情報機関に登録される「事故情報」とは?

信用情報機関に登録されている事故情報には、「債務整理(任意整理)の実行」、「自己破産・個人再生の裁判所への申し立て」、「3カ月以上の支払いの延滞」などがあります。
信用情報機関に照会をかけたとき、これらの事故情報が残っていれば、新規の借入の審査には通らない可能性が高くなります。「ブラックリストに載る」というのは、実際には、「信用情報機関に事故情報が登録されている」という意味です。

自己破産や債務整理をした際の記録について

任意整理、自己破産、個人再生などの債務整理をした場合には、その記録が信用情報機関に事故情報として残ります。今後クレジットカードを作りたいときや住宅ローンなどのローン申し込みをしたいときに影響してきますので、注意しておく必要があるでしょう。
債務整理情報が登録されている期間は、JICCとCICでは最長5年、全国銀行個人信用情報センターでは最長10年となっています。

信用情報機関に事故情報が登録されても、その情報がずっと消えないわけではありません。けれど、一定期間新規借入が困難になってしまいますから、注意しておきましょう。なお、自分の信用情報が気になるときには、各機関へ開示請求をすることもできます。